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シャトー キルヴァン 2000
Chateau Kirwan 2000
90年代半ばより急速に品質を向上させ格付3級の
評価を改めて示したシャトーキルヴァン
濃縮した風味豊かな果実味、力強く豊潤でリッチな
マルゴー格付きってのお買い得シャトー
ブドウの完熟度、力強さに長けたキルヴァン最上の
長命なヴィンテージ2000年
メドック格付第3級マルゴー地区カントナック村のシャトーキルヴァン。濃厚で凝縮感があり滑らかなタンニンの調和の取れたワインは、マルゴー地区きっての力強く芳醇なシャトーです。
1147年からの歴史をもつシャトーはフランス革命時代に所有者となったアイリッシュ系マーク・キルヴァンにちなんでシャトーキルヴァンと名付けられました。1855年メドックの格付では、3級の中でもトップの評価を受けるほど高い品質のワインを造っていました。その後シャトーはボルドー市に寄付され管理を任されたシェレデール社によってワイン造りが行われますが、ワインの品質は低迷し5級並の厳しい評価をされ続けました。1970年代後半よりシェレデール社が本腰を入れてワイン造りを行うようになり、1994年には保険グループganの資本参加、ポムロールのレグリーズ・クリネの醸造技術者を招き入れワインの品質は急上昇しました。ワインの品質に比べ価格はそれほど上昇しなかったおかげで、マルゴー格付のなかで最もお買い得なシャトーと言われています。
色濃く艶やかでモカのような香りの力強いワインで、果実味も富んでおり長い熟成にも耐えるポテンシャルを持つキルヴァン。2000年は甘い、噛みごたえのある、凝縮感のあるスタイル。卓越した強烈さ、ブドウの完熟度、余韻の長さに富んでおりキルヴァンにとって最上のヴィンテージのひとつです。
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