完売　3b　シャンベルタン　クロ　ド　ベーズ　グランクリュ 2011　ドメーヌ　プリューレ・ロック

Chambertin Clos De Beze Grand Cru 2011 Domaine Prieure Roch

力強さを備えつつも優雅さやエレガンスが魅力の特級ワイン

マダム・ルロワの甥で、drcの共同経営者の一人としても有名な当主アンリ・フレデリック・ロック氏。自身が立ち上げた”ドメーヌ・プリューレ・ロック”は自然派ワインの先駆者としてブルゴーニュを代表するドメーヌです。 自然派ワインの偉人マルセル・ラピエール氏、フィリップ・パカレ氏と共にブドウの有機無農薬栽培の基礎を築き上げてきた第一人者なのです。

古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活。除草剤などの農薬や化学肥料は一切用いず、草取りや収穫も手作業、澱引きもせず、ノンフィルターで瓶詰め。まさに伝統的な手法を厳格なまでに貫いています。手間隙かけて厳格なビオディナミで造られるワインは柔らかく、まるで身体に染み込むような仕上がりです。

ジュヴレ・シャンベルタン村に9つあるグランクリュのうち、別格の扱いを受けるのが「シャンベルタン」と、この「シャンベルタン　クロ　ド　ベーズ」。シャンベルタンに比べ、力強いしっかりとした骨格を備えつつも、優美さやエレガンスが魅力のやや女性的なワインが生まれるのがシャンベルタン　クロ　ド　ベーズです。
このクロは7世紀からベーズ修道院の修道士によって管理されていました。樹齢80年以上の老樹から造られるワインは、力強く、深みのある風味。堂々として落ち着いた風格は熟成後の大輪の開花を予感させます。